2021年1月|今読むべきMaas関連本5選|MaaS (モビリティ・アズ・ア・サービス) 関連本

MaaS(マース)は、今年2021年注目すべきキーワードで、私たちの生活インフラを大きく変える可能性がある重要な言葉だ。
MaaS(マース)は、”Mobility as a service(モビリティ・アズ・ア・サービス)”を省略した言葉で、直訳すると「サービスとしての移動」と示す。Maasを理解することで、100年に一度と言われている今後の移動に革命をもたらすモビリティ革命について抑えておくことが出来ると思う。
Maasをスピーディに理解するために、読んでおきたいMaas関連書籍を5冊に絞り込んで紹介するので、参考にして欲しい。(紹介は、おすすめ順)

自動運転&MaaSビジネス参入ガイド 周辺ビジネスから事業参入まで

自動運転&MaaSビジネス参入ガイド 周辺ビジネスから事業参入まで (日本語) 単行本(ソフトカバー) ? 2020/11/5
下山 哲平(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人) (著)

株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人の下山 哲平さんの著書。自動運転ラボは、私自身も毎日のようにチェックしているサイトで、その情報の豊富さに刺激を受ける続けています。

自動運転にかかわるビジネスを考えている人向けに書かれており、自動運転およびMaaSビジネスの基礎知識と各分野における事例、および業界・サービスへの参入方法について、わかりやすくまとめられています。

Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―

Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来― (日本語) 単行本(ソフトカバー) ? 2020/3/5
日高洋祐 (著), 牧村和彦 (著), 井上岳一 (著), 井上佳三 (著)

著者がとても豪華です。2020年に発売になった本の中では、一番おススメの一冊になります。MaaS時代の新ビジネスモデルについて具体的にビジネスアイディアが掛かれているので、非常に参考になります。

日高 洋祐さん
MaaS Tech Japan 代表取締役

牧村 和彦さん
計量計画研究所 理事 兼 研究本部企画戦略部長

井上 岳一さん
日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト

井上 佳三さん
自動車新聞社 代表取締役 兼 LIGARE編集長

ストーリーで理解する 日本一わかりやすいMaaS&CASE

ストーリーで理解する 日本一わかりやすいMaaS&CASE (日本語) 単行本 ? 2020/4/13
中村 尚樹 (著)

Maasについての様々なケースを経営者へのインタビューから整理して、とても分かりやすくまとめた入門書だと言えます。
これからMaaSを学びたい方にも、とてもわかりやすいと思います。

最新 図解で早わかり MaaSがまるごとわかる本

最新 図解で早わかり MaaSがまるごとわかる本 (日本語) 単行本 ? 2020/4/25
楠田 悦子 (著), 森口 将之 (著)

MaaSについて、頭を整理したい方向けに概要を理解するために役立つ一冊。用語集や図版や写真、イラストも多くわかりやすいです。

2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる

2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる (日本語) 単行本(ソフトカバー) ? 2020/3/11
川口 伸明 (著)

この1冊は、本当に刺激的です。
また、別の記事で掘り下げて個別に紹介したいと思いますが、第3章 ロボット化する交通、ゲーム化する都市の部分が、自動車社会の未来を考える上でヒントになるキーワードで埋め尽くされています。

***第3章 ロボット化する交通、ゲーム化する都市

**ショートストーリー 2030年のクリエイティブエンジニアは

**3-1 移動以上に大切なクルマと交通の価値
*・2060年までの未来予想図
*クルマのコンテンツ化が進む
*G空間と遠隔制御技術が自動運転をサポートする
*人の移動から、機能・価値の移動へ
*生体情報・生体認証の活用でより安全・快適な運転に
*コネクテッドカーだからこそできる遠隔制御
*スカイアンビュランス(空飛ぶ救急車)、緊急時や災害時の自動運転活用
*MaaSで社会課題を解決する
*MaaS型モビリティがラストワンマイルを支える
*住宅と一体化したパーソナルモビリティ
*道路は情報メディアとなり、クルマは医療センターにも瞬間移動装置にもなる
*・未来の部品
*Connected(コネクテッドカー、テレマティクス、フィンテック)
*Autonomous(自律走行・自動運転)
*Shared&Services(シェアリングとサービス化、MaaS)
*Electric(電動化、EV・FCV)
*EVは、全固体電池とワイヤレス給電に期待
*FCVは、水素供給源と輸送方法が今後の成長のカギ
*パワー半導体が電動化の重要な役割を担う
*日本でも進む空飛ぶクルマの開発
*新しい移動技術としてのテレイグジスタンス:宇宙や深海底へも瞬間移動